手榴弾の攻略
ここでは、手榴弾の攻略をしよう。
韓国ではごく当たり前にみんな装備している手榴弾、日本でも最近ちょくちょく人気がでてきているようだ。
尚、この攻略は初心者〜中級者が、更に上のステップへ行くためのものとします。
- 手榴弾の性質・性能
- 手榴弾にもエイムはある
- 手榴弾の実践での使い道
- 物陰への投げ込み
- 乱戦への投げ込み
- 手榴弾による煙幕
- そして実践へ
手榴弾を攻略するには、まず手榴弾の性質・性能を把握していないとダメです。
以下に基本的な手榴弾の性質・性能を書いておきます
- ダメージは100。だが、弾から距離が離れるごとにダメージは減少する
- 自分にも食らう。味方には食らわない
- 投げて約2秒後に爆発する
- ダメージ判定があるのは爆破の瞬間のみ
- 障害物に当たると跳ね返る
- 攻撃範囲は半径3〜4人分
- ガード不可能
- 投げた時の軌道・速度は、その瞬間の自分自身の速度と角度に影響される
- 軽くて安い
手榴弾が好んで使われる理由として、
主に「ダメージ100」「ガード不可能」があげられるでしょう。
なんとこいつ、アイテムのくせに全ての武器の中でもトップクラスの大ダメージを与えることができるのです。
でも、ただ投げるだけじゃ爆発まで2秒もかかるから、誰にも当たりません。
手榴弾をうまく人に当てる人は、跳ね返りの性質と爆発までの時間、自分の速度影響の性質をうまく利用して、
計算して当てている訳です。
ここでは、その、うまく人に当てる技術を攻略します。
手榴弾を自分が思ったところへ、ほぼ完璧に投げる・置ける人は、この章を読まなくても問題ないだろうと思います。
野良TDMなどを見ていると、ただ手榴弾を適当に投げまくっている人をよく見ますが、
これでは、RVを適当に撃ってもたまにしか(もしくは全然)当たらないのと同じで、
たまに当たる、もしくは全然当たらないでしょう。
一般的にRVなどの単発系は当てにくく、当てるにはそれなりのエイムを要すると言われています。
そして手榴弾は、ディレイが1500もある超単発系なんです。
しかもその軌道は直線ではなく、放物線を描き、
障害物に当たる等すればその軌道は角度を変える。
まさに、適当に投げて当たるような代物じゃないことは見ての通りでしょう。
では、手榴弾のエイムを上達させるにはどうしたらいいのか。
まずは、トレーニングで、色んな動作をしながら投げてみるといいでしょう。
前後左右にタンブリングしながら投げる、
前後左右に歩きながら投げる、
ジャンプしながら投げる、
色んな方向を向いて投げる、
同じ動作の中でも、色んなタイミングで投げる、
壁に当ててみる、
そして、それらを組み合わせて投げる。
これらを利用して、好きなところへ投げれる、置けるようになるまでやってみましょう。
このとき、あなたは意外な発見をするでしょう。
「こんなことしながら投げると、こんな軌道で飛ぶのか。」
「お、意外と遠くまで届くんだな。」
感想は人それぞれだと思います。もしくは何も発見しないかもしれません。
さて、この章を読んでいる時点で、
あなたはある程度手榴弾を好きな場所に投げる・置くことができるものとします。
しかし、それだけじゃ実践で敵に当てることは難しいでしょう。
実践で当てるには、手榴弾の性質をうまく利用して、計算の上で投げなければなりません。
手榴弾には大きく分けて、以下に記す3つの使い道があります。
- 回復、又はキャンプ等のために物影に隠れた敵への追い討ち
- 乱戦への投げ込み
- 煙幕の代わり
まずは物陰への投げ込みを攻略しましょう。
ここにひとつの例としてリプを上げます。
ここに上げたリプのように、基本的には手榴弾を投げたら、
投げた場所へ更に追い討ちに行った方がいいでしょう。
理由としては、敵が死ぬ、もしくは当たらなかった、つまり弾を避けたとすれば、
敵が落とした回復を取れる可能性があるのと、
もし敵が死ななくてもダメージを食わせていれば殺しやすい状態になっているからです。
この、物陰への投げ込みは、単純ですが非常に効果があります。
標的が派手に動いていないので、エイムしやすいことと、
自分はダメージを食らわないどころか、運がよければ敵のキットで回復することもできるのです。
この時のこつは、壁や障害物を使って、
自分は現場へ行かずに反射を使って投げ込むようにします。
分かりやすく言うと、投げるとこを相手に見られないように、その上正確に相手を狙うのです。
そして、このようなささいな事を見逃さないことが大切です。
少しだけダッシュの軌跡が見えますが、
これは明らかに、敵が乱戦を避けて物陰に隠れようとしている行動です。
ほぼ確実に回復のためと言っていいでしょう。
このような場面を見かけたら、それは手榴弾を活かせるチャンスです。
次に乱戦への投げ込みについて攻略しましょう。
この使用法もかなり効果的で、人数が多ければ多いほど、また、狭ければ狭いほど、大きな効果が期待できます。
まずはリプを上げておきます。
この場合対戦方式がトレーニングなので、TDMとは少しみなの動きは違いますが、
基本的にやることは同じです。
手榴弾が爆発するのは2秒後ですが、2秒後に敵がどこにいるかなど、
分かるはずがありませんよね。ではどうやって当てるのでしょうか、
それは自分の勘に頼るしかないかもしれません。と言っても、ある程度の予測はできるはずです。
例えば次のような状態になったとき、
あなたなら、2秒後に敵がどこにいると予測するでしょうか。
○は味方、●は敵とします。
予測がついたなら、あなたはそこへ手榴弾を投げるべきです。
相手がタンブリンガーなら、予測するのは簡単です。
実は、タンブリングを2回行う時間と、手榴弾が爆発するまでの時間は、ほぼ同じなのです。
つまり、相手があと2回のタンブリングでどこにいくか、を予測するだけでいいのです。
往復でタンブリングしていれば、予測は更に簡単になります。
なぜなら、往復でタンブリングをしていると言うことは、あと2回のタンブリングで、
敵は今いる場所に戻ってくることになります。ということは、今いる場所に手榴弾を投げれば当たるのです。
そして投げたあとの行動も大切です。
そのまま手榴弾を投げ続けるなら、常に予測しながら投げなければなりません。
よく見る光景として、同じ場所に手榴弾を何度も投げている人がいますが、
それは決していい方法とはいえないでしょう。
敵も、手榴弾がくると分かっている場所に、わざわざ飛び込んだりはしないでしょうから。
そして、もしあなたが乱戦に参加するなら、
自分が投げた手榴弾の位置を把握し、自分が当たらないように、
余裕があるならば敵をそこに誘導する形で動くべきです。
知っての通り、手榴弾は爆発物で、爆発の際には爆風のエフェクトがでます。
手榴弾はこのエフェクトを利用して、煙幕の代わりにもできるのです。
これを利用して、キャンプ中のところに投げ込む→突入すれば、突入が気づかれにくくなります。
これはキャンプしている側の視点で見たものです。
手榴弾が投げ込まれて、一旦引いてまた戻ってきたときのものです。
このように、煙幕を利用することで一瞬速く相手に攻撃を仕掛けることができます。
今これは静止画で見ていますが、実際の動きの中では非常に効果的な煙幕となり得るでしょう。
上のものは爆発してから少し時間がたったものですが、
爆破の瞬間はこのように視界を0にします。
このむこうからRVを当てられたら、もしくはSGで突撃してこられたら、
どんなに怖いものかは想像できるでしょう。
煙幕のこつとしては、爆破のタイミングを覚え、
自分が爆風の射程距離ぎりぎりにいるときに、手榴弾が爆破するように突撃するのがベストといえます。
○が自分、●が敵、大きな○が爆風の範囲、■は壁とします。
これは爆破の瞬間の状態を表した図です。
爆破の瞬間以外はダメージ判定はないため、この後は爆風の中に入ってもダメージは食らわずにすみます。
これに当てはまらない場面も多々ありますが、そこは経験でカバーしましょう。
上の3つの使い方をマスターできただけでも、あなたのキル数は増えるでしょう。
もし、あなたが更に手榴弾を極めたいと望むのなら、それには、あなたの実際の試合の中から得た経験が必要です。
ここには大きく分けて3つの使いかたを載せましたが、
もっといい使い方も存在するかもしれません。
しかしそれは、あなた自身が得た経験から学んで欲しいと思います。
最後に、実践で手榴弾を使っているリプをいくつか上げときます。
こちらは8rabbitsさんと交流戦をした時のものです。8rabbitsのみなさんにご注目ください。
手榴弾のエイム、使いどころの判断能力にとても長けています。